ベニヒワ
( ベニヒワ属の一種) 学名 : Acanthis flammea 属 : ベニヒワ属
ベニヒワ, ( ベニヒワ属の一種)
学名: Acanthis flammea
属: ベニヒワ属
Photo By Andy Reago & Chrissy McClarren , used under CC-BY-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長13.5-14cm。尾羽には切れこみが入る。背面は灰褐色、腹面は白い羽毛で覆われるが体側面は灰褐色みを帯びる。背面や体側面、尾羽基部の腹面(下尾筒)には細い黒や褐色の縦縞が入る。額には赤い斑紋が入る。眼先や嘴基部の腹面(腮)は黒い。尾羽は黒褐色。中雨覆や大雨覆の先端が白く、翼を広げると2本の白い筋状(翼帯)に見える。 オスの成鳥は胸部の羽毛が赤く染まり、額の赤い斑紋が大型なのが和名の由来。メスや幼鳥は褐色みを帯び(幼鳥はより顕著)、胸部が白い。
サイズ
13 - 14 cm
色
茶
赤
グレー
寿命
8年
巣の配置
低木
一回に産む卵の数
2 - 7 卵
孵化期間
1 - 3 雛
雛の数
11 days
巣立つまでの期間
9 - 16 days
摂食習慣
主に種子、一部の昆虫
生息環境
白樺、茂み、ツンドラスクラブ
食性
穀食性
一般的な情報
行動
寒帯や亜寒帯にある森林や草原、亜高山帯針葉樹林などに生息する。 食性は雑食で、果実、種子、昆虫類、節足動物などを食べる。 繁殖形態は卵生。
分布
アイスランド、アゼルバイジャン、アメリカ合衆国、イギリス、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナダ、スイス、スウェーデン、スロバキア、セルビア、大韓民国、チェコ、中華人民共和国北東部、朝鮮民主主義人民共和国、デンマーク(グリーンランド含む)、日本、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、モルドバ、モンゴル人民共和国、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア 夏季に北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖する。日本には本州中部以北に越冬のため飛来(冬鳥)するが、飛来数の変動が大きい。
ステータス
世界的に脅かされていません。