ブドウイロボウシインコ
( Amazonaの一種) 学名 : Amazona vinacea 属 : Amazona
ブドウイロボウシインコ, ( Amazonaの一種)
学名: Amazona vinacea
属: Amazona
説明
全長30cm。尾羽は短い。全身は緑色の羽毛で被われる。嘴基部から眼先にかけて帯状に赤い羽毛で被われる。頸部は淡青色、胸部は赤紫色の羽毛で被われる。尾羽の先端は黄色。人間でいう手首(翼角)を被う翼の色彩は赤や黄色。初列風切の色彩は淡青色、外側次列風切の色彩は赤い。 虹彩はオレンジ色や赤褐色。嘴の色彩は赤い。後肢の色彩は灰色。
サイズ
30 cm
巣の配置
空洞
食性
果食性
一般的な情報
行動
主にパラナマツとマキ科からなる常緑樹林に生息するが、二次林や松林、果樹園などにも生息する。 食性は植物食で、果実、種子、花、タケの茎や葉などを食べる。 繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成すると考えられている。パラナマツの樹洞に、アルゼンチンやパラグアイでは9-翌1月に2-4個の卵を産む。抱卵期間は25-26日。育雛期間は34日。 2015年5月、ブラジルの環境保全団体のボチカリオ財団(Fundacion Grupo Boticario)の推定では、10年前には約1万羽存在していたが現在、3000羽程度にまで激減との報道があった。
分布
アルゼンチン(ミシオネス州)、パラグアイ東部、ブラジル(サンタカタリーナ州、サンパウロ州、パラナ州、ミナスジェライス州、リオグランデ・ド・スル州)