ムネアカタヒバリ
( タヒバリ属の一種) 学名 : Anthus cervinus 属 : タヒバリ属
ムネアカタヒバリ, ( タヒバリ属の一種)
学名: Anthus cervinus
属: タヒバリ属
Photo By Daniel Pettersson
説明
全長約16cm。スズメと同じくらいの大きさで、雌雄同色である。成鳥夏羽は頭部と胸部が赤橙色か橙褐色であることで、他のタヒバリ類と区別できる。背は灰褐色で黒褐色の縦斑がある。冬羽は頬がやや赤みを帯びた褐色になる他、頭部と胸が淡い褐色になる。
サイズ
15 cm
色
茶
グレー
白
巣の配置
地面
摂食習慣
主に昆虫
生息環境
夏のツンドラ。移行中、フィールド
食性
食虫性
一般的な情報
行動
農耕地、草原、川原や海岸に生息する。一般的な習性はタヒバリと似ている。タヒバリの地鳴きが「ピピッ、ピピッ」もしくは「チチッ、チチッ」と聞こえるのに対し、本種の地鳴きはメジロに似て「チィー」と聞こえるので、その声で存在に気づくことが多い。 食性は雑食で、主に地上で、草の実や昆虫類を採食する。 繁殖形態は卵生。湿った草原の地上に枯草用いて椀形の巣を作り、5-6個の卵を産む。
分布
ユーラシア大陸の北極圏やカムチャツカ半島、アラスカ北西端で繁殖し、冬季はアフリカ中部、インド、中国南部、東南アジアに渡りをおこない越冬する。 日本では主に旅鳥として渡来するが、東日本での記録は少ない。九州以南では少数が越冬する。
ステータス
世界的に脅かされていません。