ミドリカラスモドキ
( カラスモドキ属の一種) 学名 : Aplonis panayensis 属 : カラスモドキ属
ミドリカラスモドキ, ( カラスモドキ属の一種)
学名: Aplonis panayensis
属: カラスモドキ属
説明
ミドリカラスモドキは光沢のある黒い体によく目立つ赤い目を持つ鳴鳥です。郊外だけでなく都市部にも生息し、電線などに止まって大群で笛のような音で鳴くため、最も騒がしい鳥の一種と見なされています。マンゴー、パパイヤ、イチジクなどの柔らかいフルーツを餌とし、木になるフルーツだけでなく、地面に降りてきて落ちているフルーツを食べることもあります。
サイズ
20 cm
食性
果食性
一般的な情報
行動
自然生息地は、亜熱帯または熱帯の湿性低地林およびマングローブ林である。また本種の数多くが建物の廃墟や木を隠れ場所として町や都市に生息する。しばしば大群で行動し、最も騒がしい鳥類の1種であるとされる。 建物の隙間や木の洞、巣箱などに巣をつくり、3-4個の褐色斑のある青緑色の卵を産む。 果実や花の蜜、昆虫などを採餌する。
分布
フィリピン、インドネシア、ブルネイ、マレーシア、シンガポール、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、インド(アンダマン・ニコバル諸島では留鳥、北東部では夏鳥)に分布する。 日本においては、八重山諸島の西表島(1998年)と与那国島(2003年)で観察例がある。