ツルモドキ
( ツルモドキ属の一種) 学名 : Aramus guarauna 属 : ツルモドキ属
ツルモドキ, ( ツルモドキ属の一種)
学名: Aramus guarauna
属: ツルモドキ属
Photo By silversea_starsong , used under CC-BY-NC-4.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長58.5-66cm。体重0.9-1kg。全身は暗い緑褐色の羽毛でおおわれ、頭部やけい部、下面には白いたてじまが入る。尾羽は幅広く短い。翼は幅広く丸みを帯びる。 虹彩は褐色。くちばしは長く側扁し、直線的。先端はやや下方へ向かい、下し先端は右方へ湾曲する。これにより貝類の殻を破砕せずにこじあけ中身だけを食べることに適している。くちばしの色彩は灰褐色で、先端は黒く下し基部は赤い。後肢の色彩は暗褐色。 卵は平均長径5.6cm、短径4.4cmで、淡黄色の殻でおおわれ斑点が入る。幼鳥はくちばしが短い。
サイズ
66 - 71 cm
色
茶
グレー
白
巣の配置
地面
一回に産む卵の数
4 - 7 卵
孵化期間
1 - 3 雛
雛の数
26 - 28 days
摂食習慣
リンプキンの食事は、Pomacea属のリンゴ巻貝(Ampullariidae)が優勢です。この1つの軟体動物の可用性は、リンプキンの局所的な分布に大きな影響を与えます。 Anodonta cowperiana、Villosa vibex、Elliptio strigosus、E。jayensis、およびUniomerus obesusを含む淡水産のムラサキイガイ、および他の種類のカタツムリは、二次的な食料源です。それほど重要ではない獲物は、昆虫、カエル、トカゲ、甲殻類、およびワームです。
生息環境
マングローブだけでなく、しばしば背の高い葦がいる淡水湿地や沼地に生息しています。カリブ海では、乾燥したブラシランドにも生息しています。メキシコと中央アメリカ北部では、高度1,500 m(4,900フィート)まで発生します。
食性
水生無脊椎動物捕食性
一般的な情報
行動
熱帯雨林内の河川や池沼、湿原などの水辺に生息する。樹上で休む。単独やペア、家族群を形成し生活する。飛翔する事はまれで、渡りも行わない。 食性は動物食傾向の強い雑食で、主に貝類等を食べるが両生類、小型爬虫類、ミミズ、種子なども食べる。貝類は一度咥えて陸へ運び、趾で押さえつけ嘴でこじ開けて食べる。水辺や浅瀬を徘徊しながら、素早く嘴を突き出して獲物を捕食する。英名は「よたよた歩く小さい奴」の意で、徘徊する様子が由来になっている。 繁殖形態は卵生。水辺の茂みや樹上に水草や木の枝などを積み上げた巣を作り、1回に4-8個(主に6個)の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約20日。育雛も雌雄共に行う。
分布
A. g. elucus アメリカ合衆国(プエルトリコ)、ドミニカ共和国、ハイチ A. g. dolosus エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、ニカラグア、パナマ北部、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコ南部 A. g. guarauna アルゼンチン北部、ウルグアイ、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ南部、パラグアイ、ブラジル、フランス(仏領ギアナ)、ベネズエラ、ペルー A. g. pictus アメリカ合衆国(ジョージア州南部、フロリダ州)、キューバ、ジャマイカ
ステータス
世界的に脅かされていません。