ミナミワシミミズク
( ワシミミズク属の一種) 学名 : Bubo bengalensis 属 : ワシミミズク属
ミナミワシミミズク, ( ワシミミズク属の一種)
学名: Bubo bengalensis
属: ワシミミズク属
Photo By Ashwin Viswanathan
説明
羽毛は明るい茶褐色。目の虹彩は橙色で、頭部に耳のような形の羽毛が生えている。くちばしは黒く、足の指に羽毛が生えている。
サイズ
56 cm
巣の配置
木
生息環境
インドのヒマラヤ山脈の南部、標高1500メートル以下の岩場近くの中低木林に生息する。極端に乾燥した地域や多湿の常緑林などは好まない。インドでの捕獲は違法だが、密漁が相次いでいる。現地では、その外観と鳴き声より、他の大型のフクロウと同様に不吉な鳥とされ、家の屋根に舞い降りた場合は、その家の者が死ぬことを示しているとされ、様々な形で迫害を受けてきた。
食性
肉食性
一般的な情報
行動
寿命は15年-20年。肉食で夜に齧歯類を食べるが、冬場は、ヤマウズラ、ハト、インディアンローラーなどの小型の鳥類を捕食する。孔雀ほどの大きさの鳥やウサギを襲うこともある。齧歯類を食べるときは丸呑みせず、引き裂いて食べる。ペットとして飼育されている個体は1日あたり61グラムの餌を食べる。2月頃の繁殖期にオスの鳴声が活発化する。営巣された巣は、再利用される。卵は33日間抱卵されて孵化し、ヒナは親に約6か間養育される。