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ミユビシギ
( オバシギ属の一種) 学名 : Calidris alba 属 : オバシギ属
ミユビシギ, ( オバシギ属の一種)
学名: Calidris alba
属: オバシギ属
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説明
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体長は約19 cm。大部分の個体には後指(第一趾)がなく、これが和名の由来となっている。まれにわずかな痕跡程度の第一趾がある個体もある。冬羽は全身灰白色で翼の縁の部分が黒い。夏羽では頭と背中、羽は赤褐色で、腹と喉が白色である。雌雄同色である。 嘴と足は黒色。
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サイズ
18 - 20 cm
色
茶
黒
白
巣の配置
地面
一回に産む卵の数
3 - 4 卵
孵化期間
1 雛
雛の数
23 - 27 days
摂食習慣
サンダーリングは、潮間帯上部の砂に埋もれた無脊椎動物の餌を食べます。北米では、この食事は主に、等脚類のExcirolana linguifrons(Excirolana kincaidii)とモグラカニ(Emerita analoga)で構成されています。
生息環境
サンダーリングの繁殖地は、7月の等温線5°C(41°F)の北にある沿岸ツンドラです。種は通常、海抜60 m(200フィート)から800 m(2,600フィート)までの、湿った地域に近い乾いた石の地域の営巣地を選択します。冬とその移動の間に、それは沿岸の砂浜で最も一般的に見られますが、干潟、干潟、湖や川の海岸でも発生します。まれに、岩が多い海岸で発生することがあります。
食性
水生無脊椎動物捕食性
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よくある質問
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移行の概要
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繁殖地から越冬地まで3,000〜10,000 km(1,900〜6,200マイル)移動する完全な渡り鳥です。さらに移動する鳥も、遅れて到着し、早く去ります。ほとんどの成虫は7月と8月上旬に繁殖地を去りますが、幼鳥は8月下旬と9月上旬に去ります。北向きの移動は、3月に冬の分布の南端から始まります。
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一般的な情報
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行動
非繁殖期には、海岸の砂浜や岩場、河口、干潟などに生息する。数羽から数十羽の群れで行動していることが多いが、時には数百羽の大群を形成することもある。繁殖期はツンドラや岩石の多い平原などに生息する。 砂浜の波打ち際を走り回りながら、貝類や甲殻類、昆虫類などを捕食する。岩場の海藻類や苔類を食べることもある。 繁殖期は6-7月で、地上に営巣し普通4卵を産む。複婚、二重巣卵体制をとっているものが多く、その場合最初の巣では雄が抱卵と育雛を、次の巣では雌が抱卵と育雛を行う。 普段は「チュ チュ」「キッ キッ」と小さな声でさえずる程度。繁殖期には「キュキュキュ」と目立つ声で鳴く。
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分布
ユーラシア大陸や北アメリカの北極圏、グリーンランドで繁殖し、冬期は中央アメリカから南アメリカ、アフリカ、東南アジア、オーストラリア方面に渡り越冬する。長距離の渡りをする種類として有名である。 日本では旅鳥として春秋の渡りの時期に見られるが、本州中部以南の地域では、冬鳥として越冬しているものもある。また繁殖を行わない若鳥は、7、8月にも日本に留まっていることがある。
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ステータス
国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。 日本の以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている。 絶滅寸前または絶滅危惧種(絶滅危惧I類、CRまたはEN) - 神奈川県 危急種(絶滅危惧II類・VU) - 兵庫県 準絶滅危惧(NT) - 千葉県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府 情報不足(DD) - 石川県
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