ヒメウズラシギ
( オバシギ属の一種) 学名 : Calidris bairdii 属 : オバシギ属
ヒメウズラシギ, ( オバシギ属の一種)
学名: Calidris bairdii
属: オバシギ属
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説明
全長約15cm。雌雄同色である。夏羽は頭頂から背にかけてが黄褐色で、背からの上面はやや黒味を帯びてみえる。顔と胸は黄褐色で黒く細かい縦斑がある。顔の眉斑は白色。体の下面は白色である。冬羽は上面が灰褐色になる。翼が長く、たたんだ時は翼の先が尾よりも著しく突出している。幼鳥は、体の上面がバフ色で、翼は黒い軸斑とバフ色の羽縁によって鱗状に見える。
サイズ
18-20 cm (7-8 in)
巣の配置
地面
摂食習慣
主に昆虫
生息環境
レインプール、干潟、海岸、畑
食性
水生無脊椎動物捕食性
よくある質問
一般的な情報
行動
水田や湿地、河口、干潟などに渡来する。越冬地では群れで生活するが、日本では、1-2羽が他のシギ類と一緒に行動していることが多い。繁殖期は、海岸近くや内陸山地の乾燥したツンドラに生息する。 食性は動物食で、甲殻類や貝類を採食する。 繁殖形態は卵生。多少植物の生えた地上に営巣する。 「クリィーッ」、「プリーッ」などと鳴く。
分布
主に北アメリカ大陸北部で繁殖する他、グリーンランド北西部、シベリア東部にも繁殖地がある。冬季は、南アメリカ大陸南部に渡り越冬する。 日本では、まれな旅鳥として本州や石垣島で記録がある。早秋に1~2羽が観察されることが多く、そのほとんどが幼鳥である。
ステータス
世界的に脅かされていません。
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