オジロトウネン
( オバシギ属の一種) 学名 : Calidris temminckii 属 : オバシギ属
オジロトウネン, ( オバシギ属の一種)
学名: Calidris temminckii
属: オバシギ属
Photo By Alpsdake , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長が約14 cm、翼開長が約35 cm、。シギの仲間のうち、最小サイズのグループ。トウネンに良く似ているが、体の上面が灰褐色で赤褐色と黒色の斑があり、尾の両端は白く、足が黄緑色である点が異なっている。雌雄同色。
サイズ
13-15 cm (5.1-5.9 in)
色
茶
黒
ブロンズ
グレー
白
巣の配置
地面
摂食習慣
これらの鳥は柔らかい泥の中でいくつかの植生を食べ、主に目で食べ物を拾います。彼らは、プールの端に沿って着実に忍び寄る独特のマウスのような摂食行動を持っています。彼らは主に昆虫や他の小さな無脊椎動物を食べます。彼らは他のCalidrisウェーダーほど集合的ではなく、めったに大きな群れを形成しません。
食性
水生無脊椎動物捕食性
一般的な情報
行動
非繁殖期は、湿地、水田、湖沼の岸に生息する。干潟等の海水の地域で観察されることはまれである。繁殖期は針葉樹林の縁の草原などに生息する。 食性は動物食で、昆虫類、甲殻類、環形動物などを捕食する。 繁殖形態は卵生。繁殖期は6-7月で、産卵数は普通4卵。抱卵日数は19-22日である。 本種は繁殖時、複婚、二重巣卵体制をとっている。これは、メスがあるオスと番いになって産卵後、別のオスと番いになって産卵を行うが、第1の巣ではオスが抱卵、育雛を行い、第2の巣ではメスが抱卵、育雛を行うというものである。 「チリリリ」と鳴く。
分布
ユーラシア大陸北部の亜寒帯から寒帯で繁殖し、冬季はアフリカ東部、インド、東南アジアに渡りをおこない越冬する。 日本へは旅鳥として主に秋に渡来する。本州中部以南では越冬するものもいる。以前は群れが観察されたこともあったが、近年は少数の渡来がほとんどである。トウネンの群れに混じっていることが多い。
ステータス
国際自然保護連合(IUCN)により、2004年からレッドリストの軽度懸念(LC)の指定を受けている。 日本では以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている。 絶滅危惧II類 - 東京都(区部、北多摩、南多摩)、静岡県 絶滅危惧種 - 京都府(環境省の絶滅危惧II類相当、府内の越冬個体数は極めて少ない) Bランク - 兵庫県(環境省の絶滅危惧II類相当) 準絶滅危惧 - 愛知県(ハマシギの越冬群)、大阪府、徳島県、宮崎県 希少野生生物(Cランク) - 青森県(環境省の準絶滅危惧相当) 希少種 - 滋賀県(環境省の準絶滅危惧相当) 情報不足 - 三重県
Photo By Alpsdake , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original