ベニマシコ
( オオマシコ属の一種) 学名 : Carpodacus sibiricus 属 : オオマシコ属
ベニマシコ, ( オオマシコ属の一種)
学名: Carpodacus sibiricus
属: オオマシコ属
Photo By Alastair Rae , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長約15 cm、翼開長約21 cm。ほぼスズメと同寸。 嘴は丸みを帯びて短く、肌色をしている。 雄は全体的に紅赤色を帯び、目先の色は濃い。夏羽は赤みが強くなる。頬から喉、額の上から後頭部にかけて白い。 また、背羽に黒褐色の斑があり、縦縞に見える。 雌は全体的に明るい胡桃色で、頭部、背、喉から胸、脇腹の羽毛に黒褐色の斑があり、全体に縞模様があるように見える。
サイズ
18 cm
色
茶
黒
赤
グレー
白
巣の配置
低木
摂食習慣
繁殖地では、地上や樹上で昆虫などを捕食している。 越冬地ではイネ科やタデ科の草の実を啄んでいる。
食性
穀食性
一般的な情報
行動
繁殖地では、低木が点在する草原や湿原、海沿いの低木林などで生活する。4-10月に見られる。 平地の海岸、川、沼の藪のある草原や湿原などに繁殖する。 枯れ葉や花の穂などを材料に、椀形の巣をつくる。5-7月に淡い緑褐色に暗色の斑のある卵を3-4個産む。 越冬期は、丘陵や山麓の林縁や草原、河原などで生活する。10-4月に見られる。
分布
日本、中国、カザフスタン、北朝鮮、韓国、ロシアに生息する。 日本では夏鳥として北海道、青森県下北半島で繁殖し、冬鳥として本州以南へ渡り、越冬する。
ステータス
日本の以下の都道府県で、以下のレッドリストの指定を受けている。 準絶滅危惧(NT) - 滋賀県 地帯別危惧(RT) - 埼玉県