カワラヒワ
( カワラヒワ属の一種) 学名 : Chloris sinica 属 : カワラヒワ属
カワラヒワ, ( カワラヒワ属の一種)
学名: Chloris sinica
属: カワラヒワ属
Photo By Charles Lam , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
一般的な情報
行動
低山から低地にかけての森林に広く生息する。近年は、都市部の市街地の公園や川原などでも観察される。繁殖期には低山から平地にかけての針葉樹林などで番いで生活し小さな縄張りを持つが、秋季以降は数十羽から数百羽の群れを形成することがある。秋に雄は樹上で集団で求愛ディスプレイを行う。 主に植物食で、植物の種子を食べることが多い。人為環境下ではヒマワリなどの種子を特に好み、大きな種子を太い嘴でついばむ様子が観察される。 樹木の枝などの茂みの中に、枯れ枝や細根等々を使って椀状の巣を造る。一腹卵数は5卵前後。都市部の市街地で繁殖する個体は、巣材としてビニール紐などを利用する。抱卵日数は11-13日、育雛日数は14日程度である。
分布
東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布する。 日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。ただし北部のものは冬場は暖地へ移動する。
ステータス
世界的に脅かされていません。