ズグロカモメ
( Chroicocephalusの一種) 学名 : Chroicocephalus saundersi 属 : Chroicocephalus
ズグロカモメ, ( Chroicocephalusの一種)
学名: Chroicocephalus saundersi
属: Chroicocephalus
Photo By Charley Hesse TROPICAL BIRDING
説明
全長29 - 32センチメートル。翼長27 - 28センチメートル。翼開張87 - 91センチメートル。体重200 - 215グラム。頭部は丸みを帯びる。上面は淡青灰色、下面は白い。静止時には風切羽先端が白と黒の縞模様に見える。 嘴は太くて短く、色彩は黒い。後肢は濃赤色。 夏羽は頭部が黒く、和名の由来になっている。眼の周囲は白い。冬羽は頭部が白く、眼後部に黒い斑紋が入る。
サイズ
32 cm
巣の配置
地面
食性
魚食性
一般的な情報
行動
干潟に生息する。 トビハゼなどの魚類、ヤマトオサガニなどの甲殻類、ゴカイ類などの多毛類などを食べる。低空を飛翔し、獲物を発見すると急降下して捕食する。 繁殖様式は卵生。植生のまばらな塩性湿原に、植物の茎を組み合わせた皿状の巣を作る。5月に3個の卵を産む。雌雄共に抱卵し、抱卵期間は約22日。
分布
大韓民国、中華人民共和国、台湾、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ベトナム 黄海や渤海沿岸で繁殖し、冬季になると大韓民国や中華人民共和国南東部・台湾・日本・ベトナムで越冬する。日本には冬季に越冬のため主に九州に飛来するが(冬鳥)、本州西部・四国・沖縄県でも少数が越冬する。
Photo By Charley Hesse TROPICAL BIRDING