キンケイ
( キンケイ属の一種) 学名 : Chrysolophus pictus 属 : キンケイ属
キンケイ, ( キンケイ属の一種)
学名: Chrysolophus pictus
属: キンケイ属
説明
キジ科のキンケイはその鮮やかな羽色が特徴的です。日中は木の実や昆虫を食し、夜は木の上で眠ります。繁殖期の春になると、雄は襟巻きのような羽を広げて雌に求愛します。動物園でもよく見られる鳥です。
サイズ
61 - 115 cm
巣の配置
地面
食性
穀食性
よくある質問
一般的な情報
行動
用心深く身を隠すのが巧いため、派手な色彩とは裏腹に、棲息地でも野外で見かけることは困難である。そのため、野生下での繁殖行動や食性については不明な点があるが、飼育が容易で動物園や個人で飼育される機会が多く、ある程度のデータは判明している。発情期になるとオスは金属的な声をあげて他のオスを牽制し、同時にメスを呼ぶ。また、メスの前に立ったオスは尾羽を広げる、襟の飾り羽を広げるなどの求愛行動を示してメスの気を惹く。前述の通り飼育が容易であるため、1740年頃から海外に愛玩目的で輸出されていた。原産地では古くから知られ、装飾品や絵画の題材にされていたが、西欧の学者間ではあまりにも豪奢な体色から実在が信じられず、長らく想像上の鳥と思われていた。なお、『山海経』の記述によると古代の中国では、この鳥類の羽毛を火伏せの護符として用いていたらしい。
分布
主に中国南西部からミャンマー北部にかけて分布。標高900 - 1100mの山地に棲息し、住環境としてササやシャクナゲの密生した藪のような場所を好む。
ステータス
世界的に脅かされていません。