リュウキュウカラスバト
( カワラバト属の一種) 学名 : Columba jouyi 属 : カワラバト属
リュウキュウカラスバト, ( カワラバト属の一種)
学名: Columba jouyi
属: カワラバト属
説明
リュウキュウカラスバト(琉球烏鳩、学名:Columba jouyi)は、ハト目ハト科カワラバト属に属する鳥。日本固有種。 名前の由来は琉球に生息したことによる。昭和11年(1936年)に南大東島で折居彪次郎によりメス1羽が捕獲されたのを最後に見られなくなったため、この頃絶滅したと思われる。
一般的な情報
行動
全長は約45cmで、カラスバトよりやや大型である。体の色は光沢のある黒色だが、背中の部分に白い三日月型の斑があることでカラスバトと区別できる。琉球列島の沖縄本島と周辺の小島(屋我地、瀬底、伊平屋、伊是名、座間味)、北・南大東島の海岸近くの亜熱帯性の広葉樹林などに住んでいた。地上を歩きながら、シイの実などの植物質を食べていた。南大東島では島中央部の大池の中にある島状の陸地に生息しており、飛翔能力があったことが観察されている。
ステータス
EXTINCT (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅(環境省レッドリスト) - 1936年