アメリカシマクイナ
( Coturnicopsの一種) 学名 : Coturnicops noveboracensis 属 : Coturnicops
アメリカシマクイナ, ( Coturnicopsの一種)
学名: Coturnicops noveboracensis
属: Coturnicops
Photo By Steve McInnis
説明
全長13-19センチメートル。上面の羽衣は褐色や黄褐色、黒褐色で、黒い縦縞と白く細い横縞が入る。白い横縞が入ることが和名の由来。頭部や胸部、体側面は褐色の羽毛で覆われる。喉や腹部の毛衣は白い。顔や胸部、体側面の羽衣は褐色や黄褐色で、体側面には黒や黒褐色、白や淡褐色の不明瞭な横縞が入る。初列風切は黒や黒褐色。次列風切は白く、基部は灰色。 後肢は褐色や黄褐色。 C. n. exquisitus シマクイナ 全長13センチメートル。
サイズ
13 - 23 cm
巣の配置
地面
一回に産む卵の数
4 - 10 卵
食性
水生無脊椎動物捕食性
一般的な情報
行動
湖沼や湿原、ヨシ原に生息し、非繁殖地では塩性湿原も含めた湿原、農耕地などにも生息する。危険を感じるとごく短い距離を飛翔するか、茂みに隠れる。 食性は雑食で、爬虫類、無脊椎動物などを食べる。 繁殖形態は卵生。茂みに巣を作り、8-10個の卵を産む。飼育下ではメスのみ抱卵した例があり、抱卵期間は17-18日。飼育下ではメスのみ育雛を行う。
分布
C. n. exquisitus シマクイナ 大韓民国、中華人民共和国、日本、ロシア南東部 中華人民共和国北東部やロシア南東部で繁殖し、冬季になると広東省、福建省、日本、朝鮮半島中南部へ南下し越冬する。 C. n. goldmani メキシコ C. n. noveboracensis アメリカ合衆国、カナダ南部 アメリカ合衆国北東部、カナダ南部で繁殖し、冬季になるとアメリカ合衆国南部へ南下し越冬する。
Photo By Steve McInnis