セグロカッコウ
( カッコウ属の一種) 学名 : Cuculus micropterus 属 : カッコウ属
セグロカッコウ, ( カッコウ属の一種)
学名: Cuculus micropterus
属: カッコウ属
Photo By Arnab Pal
説明
全長:約33cm、 大きさ、姿はハトを細身にしたシルエットでカッコウやツツドリに似るが、背中は褐色味が強く(これが和名の由来である)尾は灰褐色で先端部分に黒帯がある。雌雄はほぼ同色である。
サイズ
33 cm
食性
食虫性
一般的な情報
行動
平地から山地の林の中で生活し、林内から出ることは少ない。 さえずりは、ホトトギスの声をずっと太くした感じで、ホトトギスの場合6声ひと区切りだが、それを4声にしテンポを遅くした印象となる。特徴のある鳴き声のため、さえずりのみが記録されることも多い。日本で初めて本種が記録されたのも、鳴き声だけの記録であった。 卵は青緑色で無斑。オウチュウ類の巣に一つずつ托卵する。
分布
インドから東はアムール川、南はジャワ・ボルネオにかけて分布する。北方のものは、冬期は南へ移動する。 日本では数少ない旅鳥として、主に春の渡りの際記録される。本州や九州の各地で記録されているが、特に日本海側の島嶼部(飛島、舳倉島、対馬)での記録が多い。繁殖期にさえずりが聞かれることもまれにある。しかし国内での繁殖記録は確認されていない。