アオジ
( ホオジロ属の一種) 学名 : Emberiza spodocephala 属 : ホオジロ属
アオジ, ( ホオジロ属の一種)
学名: Emberiza spodocephala
属: ホオジロ属
Photo By Alpsdake , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
アオジは国内では漂鳥とされていますが、海外から渡り鳥として入ってくることも確認されています。和名にある「アオ」は緑色を意味し、オスの頭の色に由来するとされています。秋冬は主に草の種子を食べますが、春夏の繁殖期には昆虫やクモも餌とします。
サイズ
16 cm
色
茶
黃
ブロンズ
グレー
巣の配置
地面
食性
穀食性
よくある質問
一般的な情報
行動
開けた森林や林縁に生息する。非繁殖期には藪地などにも生息する。非繁殖期には群れを形成することもあるが、単独でいることが多い。用心深い性質で、草むらの中などに身を潜める。 植物の種子や昆虫類を食べる。地上で採食する。 繁殖形態は卵生。地表や低木の樹上に植物の茎や葉を組み合わせたお椀状の巣を作り、5-7月に1回に3-5個の卵を産む。抱卵期間は14-15日で、雌が抱卵し、雛は孵化してから12-13日で巣立つ。雄は繁殖期に縄張りをもち、高木の上などの高所でさえずる。
分布
インド北部、中華人民共和国、台湾、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ネパール、ブータン、ロシア南東部 夏季に中華人民共和国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬する。日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬する。また少数ながら基亜種が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のため、主に本州の日本海側や九州に飛来する。
ステータス
国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。 アオジE. s. personataは、日本の以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている。 危急種(絶滅危惧II類・VU) - 神奈川県、奈良県 準絶滅危惧(NT) - 山形県、埼玉県、兵庫県 情報不足(DD) - 高知県