ヒメチョウゲンボウ
( ハヤブサ属(隼属)の一種) 学名 : Falco naumanni 属 : ハヤブサ属(隼属)
ヒメチョウゲンボウ, ( ハヤブサ属(隼属)の一種)
学名: Falco naumanni
属: ハヤブサ属(隼属)
Photo By Dominic Sherony , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長29-32cm。翼開張61-66cm。下面は淡褐色の羽毛で覆われ、黒い斑点が入る。初列風切や次列風切の色彩は黒い。 眼の周囲に黄色い輪模様(アイリング)がある。嘴や上嘴を覆う肉質(蝋膜)の色彩は黄色で、先端は黒い。後肢の色彩は黄色で、爪の色彩は淡黄色や白。 オスの成鳥は上面が青みがかった灰色の羽毛で覆われる。メスの成鳥や幼鳥は上面が赤褐色の羽毛で覆われる。頭部や頸部は黒い縦縞、背中や雨覆、尾羽には黒い横縞が入る。
サイズ
32 cm
寿命
6年間
巣の配置
建物
食性
肉食性
一般的な情報
行動
草原や開けた農耕地に生息する。越冬地では群れを形成する。 食性は動物食で、主に昆虫を食べるが小型哺乳類、小型鳥類なども食べる。越冬地では集団で獲物を捕らえる。 崖の岩穴や樹洞、建物などにコロニーを形成し、5-6月に産卵する。卵数は3-5個、抱卵日数は28日。雛は孵化後、26-28日で巣立つ。
分布
夏季にユーラシア大陸中緯度地方西部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部以南へ南下し越冬する。 日本では迷鳥として、対馬、西表島、与那国島、高知県で記録されている。
ステータス
世界的に脅かされていません。