ニシオジロビタキ
( キビタキ属の一種) 学名 : Ficedula parva 属 : キビタキ属
ニシオジロビタキ, ( キビタキ属の一種)
学名: Ficedula parva
属: キビタキ属
Photo By Georgi.petrov66 , used under CC-BY-SA-4.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長約12cm。雄は上面が灰褐色で、尾羽は黒褐色だが外側は白い。喉は橙色。胸は灰白色で腹から尾筒にかけてはやや汚れた白色。雌は上面が淡い灰褐色で、喉は淡色である。嘴は雌雄とも黒色。
サイズ
12 cm (4.75 in)
色
ブロンズ
グレー
白
オレンジ
食性
食虫性
一般的な情報
行動
針葉樹林や広葉樹林に平地から山地まで生息する。森林内の開けた場所や、明るい森林の樹洞などに枯れ葉や草で巣を作り、5~6月に4~7個の卵を産む。雌だけが12~13日卵を温める。なお日本では繁殖しない。飛翔昆虫類などの節足動物を捕食するが、キビタキ属では珍しく地上で捕食することが多い。その他、木の実も採食する。 木の枝等にとまっている時に、尾をよく上下に振る。 地鳴きは小さい声で「ジッ ジッ ジッ」、「ビティティティ」など。繁殖期には「ちゅ、ちゅ、ピッピー」などとさえずる。
分布
ヨーロッパ東部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島までのユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬する。 日本では旅鳥または冬鳥として渡来するがまれである。単独で観察されることが多い。日本で越冬する個体は少なく、ほとんどが雌か若鳥である。
ステータス
世界的に脅かされていません。