フルマカモメ
( フルマカモメ属の一種) 学名 : Fulmarus glacialis 属 : フルマカモメ属
フルマカモメ, ( フルマカモメ属の一種)
学名: Fulmarus glacialis
属: フルマカモメ属
Photo By AlastairG , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長約48cm (43-52cm)。翼開長約107cm (101-117cm)。ウミネコぐらいの大きさで、体形はがっちりとして太く、頸部が短い。翼は幅広くやや短い。カモメ亜科にも似るが、嘴は太くて短く、管鼻が発達する。 全身が黒褐色の羽毛で覆われる個体(暗色型)と、胴体背面や翼、尾羽が青みがかった灰色、頭部と腹面が白い羽毛で覆われる個体(淡色型)、背面が淡灰色、頭部や腹面が白い羽毛で覆われる個体(白色型)がいる。日本では、暗色型が多い。初列風切の基部に白い斑紋がある。 嘴は黄色だが、黒褐色の個体もいる。足はピンク色。
サイズ
48 cm
色
グレー
白
寿命
34歳
巣の配置
崖
一回に産む卵の数
1 卵
摂食習慣
このフルマーは、エビ、魚、イカ、プランクトン、クラゲ、腐肉を餌とし、また拒否します。魚を食べるとき、彼らは獲物を取り戻すために数フィートの深さまで潜ります。
生息環境
外洋;外洋の崖で植民地で繁殖する
食性
魚食性
一般的な情報
行動
海洋に生息する。非繁殖時には1羽もしくはばらついた群れで生活していることが多い。はばたきと滑空を繰り返して飛ぶが、ミズナギドリ属 (Puffinus) に比べると翼が幅広くて短く、はばたきはしなやかではない。 属名 Fulmarus や和名のフルマ、英名の fulmar はノルウェー語で「悪臭のするカモメ」の意がある fulma (英語の foul と mew =gull)に由来し、ミズナギドリ科の構成種は本種に限らず危険を感じると口から液体を吐き出す防御行動を取ることに由来する。 食性は動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物などを食べる。海上を飛翔しながら、水面で餌を捕食する。また、漁船の周囲に集まり廃棄された魚のアラを狙うこともある。 繁殖形態は卵生。繁殖時はコロニーを形成する。海岸や島の断崖に草や石を並べただけの巣を作り、1回に1個の卵を産む。卵は白色無斑。雌雄が交替で抱卵し、抱卵期間はおよそ40日ぐらい。雌雄で育雛を行い、巣立ちまでは約60日である。
分布
北大西洋、北太平洋、北極海の島々および海岸で繁殖する。冬季には南下して越冬する。 種小名 glacialis は「氷の」の意で、極地にも分布することに由来する。 日本では本州北部以北の海域で一年中みられるが、日本国内には繁殖地は確認されていない。夏の方が多数観察される。
ステータス
ノーザンフルマーには、15,000,000から30,000,000の成熟した個体がいると推定されており、発生範囲は28,400,000 km(11,000,000平方マイル)であり、北米の人口は増加傾向にあるため、IUCNで最小懸念としてリストされています。これらの種の範囲は、商業船団からの内臓の入手可能性のために前世紀に大幅に増加しましたが、この供給源からの食物が少なく、気候変動のために収縮する可能性があります。人口増加はイギリス諸島で特に顕著でした。
Photo By AlastairG , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original