タシギ
( タシギ属の一種) 学名 : Gallinago gallinago 属 : タシギ属
タシギ, ( タシギ属の一種)
学名: Gallinago gallinago
属: タシギ属
Photo By Frebeck , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
体長は約27 cm、翼開長は約43 cm。頭部、胸部、背面は褐色に黒と白が混ざったような羽毛で覆われる。この体色は草の中では保護色になる。腹部の羽毛は白い。次列風切羽の先端部の羽毛は白い。尾羽は通常14枚。 嘴は長く、直線的。雌雄同色である。
サイズ
27 cm
色
茶
グレー
白
寿命
12年間
巣の配置
地面
食性
食虫性
よくある質問
一般的な情報
行動
日本では、水田、河川、内陸の湿地等に生息する。和名は田によくいることが由来。単独で生活するが、10頭前後の小規模な群れを形成することもある。 繁殖期には、湿地、草原、湿ったツンドラなどに生息する。 食性は動物食の強い雑食で昆虫類、節足動物、甲殻類、種子等を食べる。主に夜間に採餌するが、安全な場所では昼間も行動する。 繁殖形態は卵生。乾いた地上に営巣し、通常4卵を産む。抱卵は雌のみが行い、抱卵日数は17-20日である。
分布
北アメリカ大陸、南アメリカ大陸北部・南部、ユーラシア大陸、アフリカ中部・南部、日本 ユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、中東、インド、東南アジア、北アメリカ大陸南部に渡り越冬する。 日本では、春と秋に渡りの途中に飛来する旅鳥、もしくは本州中部以南では越冬のため飛来する冬鳥。
ステータス
国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。 日本の以下の都道府県で、以下のレッドリストの指定を受けている。 危急種(VU) - 兵庫県 準絶滅危惧(NT) - 滋賀県、大阪府、奈良県 その他(注目種) - 神奈川県 日本で鳥獣保護法により狩猟鳥獣に指定されている。
Photo By Frebeck , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original