マミジロ
( ジツグミ属の一種) 学名 : Geokichla sibirica 属 : ジツグミ属
マミジロ, ( ジツグミ属の一種)
学名: Geokichla sibirica
属: ジツグミ属
説明
全長23.5cm。体重60-85g。眼上部には白い眉状の斑紋(眉斑)が入る。 嘴の色彩は黒い。後肢の色彩はオレンジがかった黄色。 オスは全身が黒い羽毛で覆われる。オスは全身が黒く、白い眉斑がより明瞭なことが和名の由来。メスは上面が緑褐色、下面が淡褐色の羽毛で覆われる。喉は白い羽毛で覆われる。
サイズ
23 cm
食性
食虫性
一般的な情報
行動
平地から山地の落葉広葉樹林や混合林に生息する。冬季は小規模な群れを形成して生活する。 食性は雑食で、昆虫、陸棲の貝類、ミミズ、果実などを食べる。 繁殖形態は卵生。繁殖期にはペアで縄張りを形成する。オスは樹上に枯葉や枝などでお椀状の巣を作り、日本では5-7月に1回に3-4個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約11日。
分布
インドネシア(スマトラ島)、シンガポール、タイ、韓国、中国、台湾、北朝鮮、日本、ネパール、ベトナム、マレーシア(マレー半島)、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシア東部 夏季に中国北東部やロシア東部などで繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。日本では亜種マミジロが春季~夏季に北海道、本州中部以北のある程度標高の高い樹林で繁殖する。したがってこれらの地域では夏鳥である。一方、本州西部以南では渡りの途中に飛来(旅鳥)する。