オーストラリアチョウショウバト
( チョウショウバト属の一種) 学名 : Geopelia placida 属 : チョウショウバト属
オーストラリアチョウショウバト, ( チョウショウバト属の一種)
学名: Geopelia placida
属: チョウショウバト属
Photo By http://www.comebirdwatching.blogspot.com/ , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
本種は相対的に小さなハトで、全長19-21センチメートルである。オーストラリアチョウショウバトは桃灰色の胸と縞模様のある灰褐色の翼をもつ。黒色の細い縞が頸および後頸部の周りにあり、背につながる。目は、灰色を帯びた白色や青灰色のリングに囲まれており、くちばしとろう膜 (cere) の合わさる部分へと細く伸びている。幼鳥はより淡色で縞が少ない。またアイリングは鈍色である。 後頸は、後頸の羽衣が横縞であるという点でベニカノコバトに似るが、ベニカノコバトはオーストラリアチョウショウバトのような縞状の喉の羽毛を持たない点で異なる。さらに、後頸の羽衣はベニカノコバトの鮮やかな銅色に比べて色彩は灰褐色である。
サイズ
24 cm
色
黒
ブロンズ
グレー
白
青
寿命
14年
巣の配置
木
食性
穀食性
よくある質問
一般的な情報
行動
鳴き声は、高い調子で "doodle-doo" や "co-co-coo"、"croorrr! "。 オーストラリアチョウショウバトは、つがいや群れ、集団で生息する。地面で採餌し、街路や庭で一般的に見られる。また、低木地、疎林、水路、車両基地、多雨林の端にも生息する。地面で採食していないときは、木にとまっているのが見られる。 素速く、波状の翼動で飛翔する。飛翔時には、翼が "frrr" という音を立てる。
分布
本種は、タスマニア州、ビクトリア州南部、オーストラリア南西部(ピルバラ、西オーストラリア州からナラボー平原、南オーストラリア州にかけて)を除き、オーストラリア各地で見られる。しかしながら、本種の生息範囲は移入されたカノコバトとの競合のために縮小している。ニューギニア島において本種は主に島の南部に見られるが、また北部のいくつかの場所やアルー諸島にも生息する。
ステータス
世界的に脅かされていません。
Photo By http://www.comebirdwatching.blogspot.com/ , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original