ズグロミゾゴイ
( ミゾゴイ属の一種) 学名 : Gorsachius melanolophus 属 : ミゾゴイ属
ズグロミゾゴイ, ( ミゾゴイ属の一種)
学名: Gorsachius melanolophus
属: ミゾゴイ属
Photo By Dr. Raju Kasambe , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
一般的な情報
行動
常緑広葉樹林や河川沿いの林などに生息する。群れを形成することはなく、単独もしくはペアで生活する。日中は木の繁みで休息し主に薄明薄暮時に活動するが、曇天や雨天時は日中でも採食行動を行う。 食性は動物食で、魚類、両生類、昆虫類、甲殻類、ミミズなどを食べる。林床を徘徊しながら獲物を探す。 繁殖形態は卵生。樹上に木の枝を束ねた皿状の巣を作り、日本では3-4月に4-5個の卵を産む。雌雄交代で抱卵する。育雛も雌雄共同で行う。
分布
インド南部、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、中華人民共和国南部、台湾、日本(石垣島、西表島、黒島)、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス 夏季にインド南部、中華人民共和国南部、東南アジア、フィリピンなどで繁殖する。多くの分布域では周年生息するが、インドで繁殖した個体は、冬季になるとインドネシアへ南下し越冬する。日本では、沖縄県の石垣島、西表島、黒島に留鳥として生息するが、徳島県で春に1回観察記録がある。なお2019年には沖縄本島でも観測された。
ステータス
鳥の範囲は広く、世界の個体数は2,000〜20,000個体です。その個体数の傾向は不明ですが、脆弱な種のステータスの基準を満たしていません。
Photo By Dr. Raju Kasambe , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original