ヤマショウビン
( ヤマショウビン属の一種) 学名 : Halcyon pileata 属 : ヤマショウビン属
ヤマショウビン, ( ヤマショウビン属の一種)
学名: Halcyon pileata
属: ヤマショウビン属
Photo By Francesco Veronesi , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
体長は30cmほどで、ハトよりすこし小さい。くちばしと足は赤く、目は黒い。英名どおり頭が帽子をかぶったように黒く、首と胸は白い。腹はうすい黄褐色、翼の芯は黒く、翼のふちと背中は美しい紺色。からだの配色はアオショウビンとよく似ているが、からだがすこし大きく、頭部が黒く首が背中側まで白いところなどで区別する。
サイズ
28 cm
寿命
10年
生息環境
この種は主にマングローブ林の沿岸近くで、河口や川沿いに見られます。分布範囲は、インド(ナルコンダムなどの離島でも発生するアンダマン諸島とニコバル諸島を含む)、スリランカ、カンス、シャンシ、韓国、マレー半島、タイ、ビルマ、琉球諸島、海南、フィリピン(パラワン、バラバク、バシラン、タウィタウィ)、ボルネオ、スマトラ東部からスラウェシ島まで、冬にのみ発生します。冬の浮浪者はパキスタンで記録されていますが、降雨に関連する移動は、彼らが通常の分布から遠く離れた場所で見つかる可能性があります。
食性
魚食性
一般的な情報
行動
ふつうは森林に生息するが、獲物を捕える時は河川や農耕地、海岸などに姿を見せる。日本では、川や湖沼の岸で観察されることが多い。繁殖地では番いで生活する。 食性は動物食で、カニ、カエル、トカゲ、ムカデなど様々な小動物を捕食する。 繁殖形態は卵生。がけに巣穴を掘り営巣するが、シロアリのアリ塚に巣穴を掘ったり、樹洞を利用した例もある。産卵期は5-6月、産卵数は4-6個である
分布
中国東部や朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへの渡りをおこない越冬する。またインドの沿岸部やスリランカには1年中生息している。 日本では主に長崎県対馬、島根県隠岐、石川県舳倉島など日本海側の島嶼に少数の個体が、春と秋に旅鳥として渡来する。南西諸島でも、よく観察されている。その他全国的に観察記録はある。観察されるのは4月から5月にかけての春の渡りの時が圧倒的に多く、秋の渡りの時に観察されることは稀である。 日本で営巣、産卵した記録も数例あるが、それらはすべてヒナが生まれる前で失敗に終わっており、いまだ日本で繁殖が成功した記録はない。
ステータス
世界的に脅かされていません。