ベンガルショウノガン
( Houbaropsisの一種) 学名 : Houbaropsis bengalensis 属 : Houbaropsis
ベンガルショウノガン, ( Houbaropsisの一種)
学名: Houbaropsis bengalensis
属: Houbaropsis
Photo By Charley Hesse TROPICAL BIRDING
説明
全長60 - 66センチメートル。 虹彩は黄色や褐色。嘴の色彩は黄色で、嘴の先端や峰は灰褐色。後肢の色彩は淡黄色。 オスは頭部から頸部・体下面が黒い。後頭に黒い羽毛が伸長し(冠羽)、胸部の羽毛も伸長する(飾り羽)。背は黄褐色で、アルファベットの「V」字状の暗色斑が入る。上雨覆や風切羽は白い。幼鳥やメスの成鳥は全身が黄褐色で、背にアルファベットの「V」字状の暗色斑が入る。頭頂は暗褐色で、正中線に沿って淡黄褐色の筋模様(頭央線)が入る。
サイズ
64 - 68 cm
巣の配置
地面
食性
穀食性
一般的な情報
行動
灌木が点在する、草丈が長い草原に生息する。 植物の葉(イネ科)、根、花、種子、昆虫、爬虫類などを食べる。薄明薄暮時に、丈の低い草原や開けた草原・農耕地などで採食を行う。 繁殖様式は卵生。婚姻様式は乱婚性と考えられている。オスは鳴き声をあげながら垂直に地表から8 - 10メートルの高さまで羽ばたき、停空飛翔、羽を広げながら元の場所に降りるという行動を繰り返してメスに求愛する。3 - 6月に藪地の地面を掘った窪みに、1回に1 - 2個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は30日。
分布
インド(ウッタル・プラデーシュ州からアッサム州、アルナーチャル・プラデーシュ州)、カンボジア、ネパール(テライ)、ベトナム南部?。バングラデシュでは絶滅したと考えられている。
Photo By Charley Hesse TROPICAL BIRDING