クロウミツバメ
( ウミツバメ属の一種) 学名 : Hydrobates matsudairae 属 : ウミツバメ属
クロウミツバメ, ( ウミツバメ属の一種)
学名: Hydrobates matsudairae
属: ウミツバメ属
Photo By Nigel Voaden
説明
全長22.5-25cm。翼開張56cm。尾羽はアルファベットの「V」字状で、やや深い切れこみが入る。全身は黒褐色の羽毛で覆われる。翼は長く幅広い。大雨覆は淡褐色で、飛翔時には逆「ハ」字状の斑紋(翼帯)に見える。初列風切の羽軸は白い。 嘴や後肢の色彩は黒い。
サイズ
23 - 41 cm
巣の配置
崖
食性
魚食性
一般的な情報
行動
海洋に生息する。翼を水平に広げ、羽ばたきと滑翔を交えながら飛翔する。 食性は動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物などを食べる。水面付近を飛翔しながら獲物を捕食する。 繁殖形態は卵生。3-4月に地面に掘った穴に1回に1個の卵を産む。
分布
インド洋、西太平洋 日本(南硫黄島)で繁殖し、非繁殖期はケニア沖やフィリピン沖へ南下する。2009年現在、繁殖地は南硫黄島しか確認されていない。