ヒメクロウミツバメ
( ウミツバメ属の一種) 学名 : Hydrobates monorhis 属 : ウミツバメ属
ヒメクロウミツバメ, ( ウミツバメ属の一種)
学名: Hydrobates monorhis
属: ウミツバメ属
Photo By harshithjv , used under CC-BY-NC-4.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長17-20cm。翼長14-16.5cm。翼開張35-40cm。体重0.03-0.04kg。和名はクロウミツバメより小型である事に由来する。尾羽には浅く切れこみが入る。全身は黒褐色の羽毛で被われる。大雨覆上面の羽毛は淡褐色で、飛翔時には不明瞭な帯模様(翼帯)に見える。 嘴や後肢の色彩は黒い。
サイズ
20 cm
巣の配置
崖
食性
魚食性
一般的な情報
行動
海洋に生息する。 食性は動物食で、魚類、甲殻類などを食べると考えられている。 繁殖形態は卵生。岩の割れ目やオオミズナギドリの古巣、地面に10-200cmの横穴を掘り落ち葉や枯草を敷いた巣に、日本では5-6月に1回に1個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約41日。
分布
北インド洋、東太平洋 夏季に中華人民共和国東部、ロシア南東部、朝鮮半島周辺で繁殖し、冬季になるとインド洋や紅海へ南下し越冬する。日本では夏季に沖ノ島、沓島、八丈小島、三貫島などに繁殖のため飛来(夏鳥)する。