オーストンウミツバメ
( ウミツバメ属の一種) 学名 : Hydrobates tristrami 属 : ウミツバメ属
オーストンウミツバメ, ( ウミツバメ属の一種)
学名: Hydrobates tristrami
属: ウミツバメ属
Photo By Nigel Voaden
説明
全長24-25.5cm。翼開張56cm。尾羽には深い切れこみが入りアルファベットの「V」字状。全身は黒褐色の羽毛で被われる。大雨覆上面の羽毛は淡褐色で、飛翔時には明瞭な帯模様(翼帯)に見える。 嘴や後肢の色彩は黒褐色。
サイズ
25 cm
巣の配置
崖
食性
魚食性
一般的な情報
行動
亜熱帯の海洋に生息する。風の強い高所から風の弱い低所に急降下し、急降下の勢いと風力の差を利用して再び高所へ上がる(ダイナミック・ソアリング)ことを繰り返し長時間羽ばたかずに飛翔することが多い。 食性は動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物などを食べる。 繁殖形態は卵生。地面を掘ったり岩の隙間等に、日本では12-翌2月に1回に1個の卵を産む。雛は4-6月に巣立つ。
分布
北太平洋西部 繁殖地としてはハワイ諸島(アメリカ合衆国)、伊豆諸島、小笠原諸島、北硫黄島(日本)が確認されている。日本では冬季に繁殖のため飛来する(冬鳥)。
Photo By Nigel Voaden