ナンヨウクイナ
  ( ヤンバルクイナ属の一種)   学名 : Hypotaenidia philippensis  属 :   ヤンバルクイナ属    
  ナンヨウクイナ, ( ヤンバルクイナ属の一種) 
  学名: Hypotaenidia philippensis 
  属:  ヤンバルクイナ属 
 
  Photo By Toby Hudson , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original  説明
 体長30-38cm。頭頂部は褐色で、眉斑は灰色、通眼線は褐色、頬と喉から前頸は灰色である。後頸は褐色で、背中と雨覆は黒と緑色がかった褐色の縞状になっており、白い斑点が入る。体の下面は白色と黒色の縞模様になっていて、胸に薄い赤褐色の帯が入る。虹彩は赤色、嘴は赤色か赤みがかった茶色で、脚は淡い灰褐色である。 
 
    サイズ 
  23 - 30 cm 
    色 
  茶 
  黒 
  黃 
  赤 
  グレー 
  白 
  巣の配置 
  地面 
  食性 
  雑食性 
 一般的な情報
行動
 マングローブ林、低地の湿地や沼地に生息するほか、標高3400mの高地の岩場や草地に生息する亜種もいる。あまり飛翔することはなく、危険を察知すると素早く走って逃げる。完全に飛翔力を失った亜種もいる。 植物の葉や種子、昆虫類、小型の無脊椎動物などを食べる。 オーストラリアでの繁殖期は9-3月で、期間内に2回繁殖することも多い。アシ原や茂みの中に営巣し、1腹5-9個の卵を産む。抱卵日数は19-22日で、雌雄共同で抱卵する。 
 
   分布
 フィリピンからパプア・ニューギニアにかけてのインド洋東部と南西太平洋の島嶼と、オーストラリア、ニュージーランドに分布する。