オオヨシゴイ
( ヨシゴイ属の一種) 学名 : Ixobrychus eurhythmus 属 : ヨシゴイ属
オオヨシゴイ, ( ヨシゴイ属の一種)
学名: Ixobrychus eurhythmus
属: ヨシゴイ属
Photo By Don Roberson
説明
全長40センチメートル。翼開長56センチメートル。和名はヨシゴイより大型であることが由来。上面は暗赤褐色、下面は黄白色。尾羽は黒褐色。 虹彩は黄色。上嘴の色彩は灰褐色、下嘴の色彩は緑黄色。後肢の色彩は淡黄褐色。 オスは前頸に暗色の縦縞が1本入り、雨覆が淡灰色。メスは前頸に暗色の縦縞が複数入る。雨覆は暗赤褐色で、上面と雨覆に白い斑点が入る。
サイズ
23 - 41 cm
巣の配置
地面
食性
魚食性
一般的な情報
行動
湿性草原などに生息する。 魚類、カエル類およびその幼生、昆虫、エビ類・等脚類などの甲殻類などを食べる。低空飛行しながら獲物を探す。 繁殖様式は卵生。日本では5 - 8月に草原に枯れた草を積み上げた皿状の巣を作り、3 - 5個の卵を産む。雌雄が交代で抱卵し、抱卵期間は16 - 18日。
分布
インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ王国、大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、フィリピン、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、ラオス、ロシア南東部 中華人民共和国・ロシア南東部・朝鮮半島などで繁殖し、冬季になるとインドネシア・中華人民共和国南部・台湾・フィリピン・インドシナ半島・マレー半島などで越冬する。