カモメ
( カモメ属の一種) 学名 : Larus canus 属 : カモメ属
カモメ, ( カモメ属の一種)
学名: Larus canus
属: カモメ属
Photo By silversea_starsong , used under CC-BY-NC-4.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長40 - 46センチメートル。翼開張110 - 125センチメートル。頭部や体下面の羽衣は白い。背中や翼上面は青灰色の羽毛で被われる。尾羽の色彩も白い。初列風切の色彩は黒く、先端に白い斑紋が入る。 嘴は小型で細い。後肢は細い。嘴や後肢の色彩は灰黄緑色や黄色で、嘴先端に不明瞭な黒い斑紋が入る個体もいる。 幼鳥は全身が灰褐色の羽毛で被われ、肩を被う羽毛や翼上面の外縁(羽縁)が淡褐色。和名は幼鳥の斑紋が籠の目(かごめ→カモメ)のように見える事が由来とされる。尾羽の先端が黒い。嘴は黒い。後肢の色彩は淡ピンク色。 夏季は頭部から頸部にかけて斑紋が無く(夏羽)、冬季は頭部から頸部にかけて淡褐色の斑点が入る(冬羽)。
サイズ
41 - 46 cm
色
グレー
白
寿命
24年
巣の配置
地面
摂食習慣
雑食性
生息環境
冬は沿岸、夏は湖
食性
雑食性
一般的な情報
行動
沿岸部や河口、干潟などに生息する。同科他種と混群を形成する事もある。漢字表記は本種の鳴き声に対する当て字で、アメリカ合衆国における英名mewも鳴き声(英語圏でのネコの鳴き声にあたる)に由来する。 食性は雑食で、主に魚類、動物の死骸などを食べる。 繁殖様式は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成する。沿岸部の岩礁や草原などに巣を作り、卵を産む。生後3年で成鳥羽に生え換わる。
分布
ステータス
世界的に脅かされていません。