オトメインコ
( Lathamusの一種) 学名 : Lathamus discolor 属 : Lathamus
オトメインコ, ( Lathamusの一種)
学名: Lathamus discolor
属: Lathamus
説明
全長25cm。全身は緑色の羽毛で覆われる。体側面に赤い斑紋が入るが、個体により変異がある。額や喉は赤い羽毛で覆われ、赤色部は黄色く縁取られる。尾羽上面は赤褐色の羽毛で覆われ先端が青く、尾羽下面は淡灰色の羽毛で覆われる。翼は緑、赤、水色、暗青色の羽毛で覆われる。
サイズ
25 cm
巣の配置
木
食性
蜜食性
一般的な情報
行動
森林に生息する。樹上棲で主に樹冠部で生活し、飲水時を除いて地表に降りることは無い。非繁殖期には食物を求めて放浪する。 食性は植物食傾向の強い雑食で、主に花の蜜や花粉を食べるが果実、種子、昆虫類なども食べる。 繁殖形態は卵生。9-翌1月にユーカリの樹洞に木屑を敷き詰めた巣を作り、1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵(薄明薄暮時にオスから食物を受け取るため巣を離れる)し、抱卵期間は約20日。雛は孵化してから約6週間で巣立つ。
分布
オーストラリア固有種 夏季にタスマニア島やファーノー諸島で繁殖し、冬季になると多くの個体はオーストラリア南東部(タスマニア島に残る個体もいる)へ北上し越冬する。