ハシナガクイナ
( ヤンバルクイナ属の一種) 学名 : Lewinia striata 属 : ヤンバルクイナ属
ハシナガクイナ, ( ヤンバルクイナ属の一種)
学名: Lewinia striata
属: ヤンバルクイナ属
Photo By Ayuwat Jearwattanakanok
説明
体長25-30cm。雄は額から頭頂部、後頸が赤茶色で、背中から脇、雨覆は黒地に白色の縞状になっている。頬から喉は白色、頸から胸にかけては青みがかった灰色で、腹から下尾筒にかけては白色と暗い褐色の縞模様になっている。虹彩は赤色、嘴は灰色で基部はピンク色、脚は緑色がかった灰褐色である。雌は雄に比べて体の上面の色がにぶく、腹部が白っぽくなる。
サイズ
30 cm
巣の配置
地面
食性
穀食性
一般的な情報
行動
マングローブ林、低地の湿地や沼地に生息するほか、人里近くの水田などにも生息している。 植物の葉や種子、昆虫類、陸生の貝類などの軟体動物、小型の甲殻類、昆虫類などを食べる。 湿地の茂みの中に営巣し、1腹5-9個の卵を産む。抱卵日数は19-22日で、雌雄共同で抱卵、育雛する。
分布
南アジア(インド、スリランカ、バングラデシュ)から、東南アジア(フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ミャンマー)、中国南部、台湾に分布する。インドで繁殖した個体は、冬季南方へ渡り越冬する。