オグロシギ
( オグロシギ属の一種) 学名 : Limosa limosa 属 : オグロシギ属
オグロシギ, ( オグロシギ属の一種)
学名: Limosa limosa
属: オグロシギ属
Photo By Frebeck , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長約38 cm、翼開長は約67 cm。雌の方が雄よりも体がやや大きい。 雄の成鳥夏羽は、頭部から胸が赤褐色で、頭頂から後頸にかけて黒い縦斑がある。顔には白い眉斑がある。体の下面は白く、赤褐色と黒褐色の横斑がある。上尾筒は白色で尾羽は黒く、飛翔時にはよく目立つ。成鳥雌の夏羽は雄に比べて淡色である。成鳥冬羽は、頭部から胸にかけてと体の上面が灰褐色になる。
サイズ
42 cm
色
黒
グレー
オレンジ
寿命
16年間
巣の配置
地面
摂食習慣
彼らは主に無脊椎動物を食べますが、冬や渡りの水生植物も食べます。繁殖期には、カブトムシ、ハエ、バッタ、トンボ、カゲロウ、イモムシ、環形動物、軟体動物が獲物に含まれます。時折、魚の卵、カエルの卵、オタマジャクシが食べられます。水中での最も一般的な給餌方法は、1分間に最大36回、頻繁に頭部を完全に水没させて勢いよく調査することです。
生息環境
彼らの繁殖地は、川の渓谷、大きな湖の端の洪水、湿った草原、高原の沼地や湿地帯です。現在、ヨーロッパの人口の重要な割合は、低地の湿った草原、沿岸の放牧湿地、牧草地、養魚池または下水処理場の近くの湿地帯、塩水ラグーンなどの二次生息地を使用しています。育種は、オランダとドイツのテンサイ、ジャガイモ、ライ麦畑でも行われます。
食性
水生無脊椎動物捕食性
一般的な情報
行動
渡りの時期は、水田、湿地、干潟、河口に生息する。小群で行動していることが多い 。繁殖期には湿地や湖沼の岸辺の草地などに生息し、小さなコロニーを形成することもある。 食性は動物食で、昆虫類、貝類、ミミズ、ゴカイなどを捕食する。 繁殖形態は卵生。繁殖時期は4-7月で、地上の窪みに営巣して普通4卵を産む。抱卵日数は21-23日である。小さなこもった声で、「ケッ」や「キッ」と一回か数回続けて鳴く。
分布
ユーラシア大陸の中部から北部で繁殖し、アフリカ、インド、オーストラリアで越冬する。 日本では、北海道から沖縄までの各地で旅鳥として春と秋に渡来するが、数はあまり多くない。春より秋の方が飛来数が多い。
ステータス
国際自然保護連合(IUCN)により、準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。 日本の以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている。 絶滅危惧IB類 - 東京都(区部、北多摩と南多摩は絶滅危惧II類) 絶滅危惧II類 - 神奈川県、静岡県、愛知県 絶滅危惧種 - 京都府(環境省の絶滅危惧II類相当) Bランク - 兵庫県(環境省の絶滅危惧II類相当) 準絶滅危惧 - 大阪府、徳島県、福岡県 希少野生生物(Cランク) - 青森県(環境省の準絶滅危惧相当) 希少種 - 滋賀県(環境省の準絶滅危惧相当)
Photo By Frebeck , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original