イスカ
( Loxiaの一種) 学名 : Loxia curvirostra 属 : Loxia
イスカ, ( Loxiaの一種)
学名: Loxia curvirostra
属: Loxia
Photo By Andy Reago & Chrissy McClarren , used under CC-BY-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長17-18.5cm。体重30-50g。スズメよりはやや大きく、翼長およそ9.5cm。雄は翼と尾羽は黒褐色で、ほかは暗赤色。雌は額から背がオリーブ緑色で、体下面は黄色がかった白色、羽は黒灰色である。
サイズ
14 - 17 cm
色
緑
黃
赤
オレンジ
寿命
4年
巣の配置
木
一回に産む卵の数
2 - 6 卵
摂食習慣
主に針葉樹の種子
生息環境
針葉樹林と果樹園
食性
穀食性
一般的な情報
行動
主に針葉樹林内で生活する。非繁殖期は、数羽から10数羽の群れで行動する。群れの中には、まれにナキイスカが混じっていることがある。 樹木の種子や小さな昆虫をえさとする。特にマツの種子を好む。主に樹上で採餌するが、地上に降りて水を飲む姿がよく観察される。 マツ等の針葉樹の樹上に枯れ枝を材料としたおわん状の巣を作り、2-4個の卵を産む。抱卵期間は約14日。雛は孵化してから14日ほどで巣立つ。 イスカのくちばしは左右互い違いになっており、このくちばしを使って、マツやモミなどの針葉樹の種子をついばんで食べる。たまごからかえって間もないひなは普通のくちばしをしているが、1〜2週間経つと先が交差してくる。しかし下のくちばしが右に出るか左に出るかは決まっていない。また、このくちばしから物事が食い違うことを「イスカの嘴(はし)」という。
分布
ヨーロッパ、アジアの北部や北アメリカに広く分布する。 日本には主に冬鳥として渡来するが、年によって渡来数の変動がある。少数だが北海道や本州の山地で繁殖するものもある。
ステータス
世界的に脅かされていません。