ヒョウモンシチメンチョウ
( シチメンチョウ属の一種) 学名 : Meleagris ocellata 属 : シチメンチョウ属
ヒョウモンシチメンチョウ, ( シチメンチョウ属の一種)
学名: Meleagris ocellata
属: シチメンチョウ属
Photo By Bruno Girin , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
羽毛は雌雄共に、ブロンズから緑の構造色を示す。雌の体色はより緑が強い。シチメンチョウでは雄の胸部羽毛が逆立ち、中央から長い毛が生えるが、本種ではそのような特徴はない。尾羽は青灰色で、先端近くにクジャクのような青-青銅色の眼状紋があり、末端は金色である。この眼状紋 (ocelli) は学名・英名の由来となっている。雨覆羽・翼帯は構造色を持ち、風切羽以外は北米のシチメンチョウに似る。次列風切の縁は白い。 頭部は青く、赤-橙の結節がある。この結節は雄でよく発達する。雄はさらに青い鶏冠を持ち、これも結節で覆われる。繁殖期にはこの鶏冠は肥大し、朱色になり良く目立つ。眼の周囲は赤く、繁殖期の雄はこれも鮮やかになる。脚は暗赤色で、シチメンチョウより短くて細い。1歳を超えた雄には蹴爪が発達する。通常は4 cm程度だが、6 cmの記録がある。これはシチメンチョウより長くて細い。 体はシチメンチョウと比べて小さく、雌は産卵前で4 kg、それ以外の時期では3 kg程度。雄は繁殖期には5-6 kgとなる。
サイズ
1.02 m
色
黒
緑
黃
ブロンズ
グレー
青
オレンジ
斑入り
巣の配置
地面
食性
雑食性
一般的な情報
行動
主に地上性であり、危険からは走って逃げるが、必要な場合には短距離を素早く飛ぶことも可能である。樹上で群れを作って寝るが、これはジャガーなどの捕食者を避けるためである。 雌は地上に隠された巣に、8–15個ほどの卵を産む。孵化には28日ほどかかるが、雛は離巣性である。雛は母親に付き従うが、若鳥になると別の個体と群れを作る。 Branton and Berryhill (2007) によると、本種の雄の鳴き声は北米のシチメンチョウとは少し異なり、首を立て、音量を上げながら6-7回の短い声を発する、というようなものである。また、北米のシチメンチョウのように、夜明けの20-25分前に鳴き始めることが知られる。
ステータス
世界的に脅かされていません。
Photo By Bruno Girin , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original