サメビタキ
( サメビタキ属の一種) 学名 : Muscicapa sibirica 属 : サメビタキ属
サメビタキ, ( サメビタキ属の一種)
学名: Muscicapa sibirica
属: サメビタキ属
Photo By Francesco Veronesi , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
サメビタキは繁殖地の1つであるシベリアが、学名のMuscicapa sibiricaに含まれています。暖かい東南アジアで越冬します。サメビタキは5個ほどの卵を雄と雌の両方が温めることで知られています。
サイズ
13 cm (5.25 in)
色
黒
グレー
白
巣の配置
木
食性
食虫性
一般的な情報
行動
温帯地域では亜高山帯の針葉樹林に生息するが、亜寒帯地域では平地の針葉樹林に生息していることもある。渡りの時期には、市街地の公園でも観察されることがある。群れは形成せず、単独もしくはペアで生活する。 食性は主に動物食で、昆虫類などを食べる。樹上から飛翔している昆虫目掛けて飛翔し、捕食する。また、秋の渡りの時はミズキの実を食べたりもする。 繁殖形態は卵生。繁殖期に縄張りを形成する。日本では亜高山帯針葉樹林(北海道では平野でも)で繁殖する。高木の樹上に苔や地衣類(サルオガセなど)などで皿状の巣を作り、日本では6-8月に1回に3-5個の卵を産む。雌雄とも抱卵する。 「チュリチュリ チチチチ」などとさえずるが、鳴き声が小さくあまり目立たないため、むずがっているようにも聞こえる。地鳴きは「ツィー」「ジッ ジッ」など。
分布
アフガニスタン、インド北部、インドネシア、カザフスタン、カンボジア、シンガポール、タイ王国、大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、ロシア東部 夏季にアフガニスタン、ヒマラヤ山脈、シベリア東部、サハリン、カムチャツカ半島などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下して越冬する。日本では基亜種が夏季に北海道、本州中部以北で繁殖(夏鳥)し、本州西部以南では渡りの途中に飛来する(旅鳥)。四国でも繁殖の記録がある。
ステータス
世界的に脅かされていません。