ナンキンオシ
( マメガン属の一種) 学名 : Nettapus coromandelianus 属 : マメガン属
ナンキンオシ, ( マメガン属の一種)
学名: Nettapus coromandelianus
属: マメガン属
Photo By Glen Fergus , used under CC-BY-SA-2.5 /Cropped and compressed from original
説明
全長約33cm。日本で記録されたカモ科の鳥としては、最も小型の種類に属する。雄成鳥は頭部は白色だが、額から頭頂は黒褐色。背中から尾は黒色で体の下面は白色である。雌の成鳥は、顔の茶色の通眼線があり、体の上面はやや褐色味をおびる。
サイズ
38 cm
巣の配置
水上
生息環境
この種はアジア全体に広く分布しており、オーストラリアにも分布しています。人口は雨と水の利用可能性に応じて移動します。一部の個体群は夏にさらに分散します(そして、たとえばアフガニスタンでは季節的にのみ見られます)。冬の分散も広く、個人は西にアラビアやヨルダンまで見られ、モルディブやアンダマンなどの地域の島々で定期的に見られます。特に湖や池で見られ、その中には、彼らが探している植物が出現しています。南アジアの小さな村の池にも見られます。オーストラリアではそれらは主にラグーンで発見されます。彼らは木にねぐらをすると言われています。
食性
雑食性
一般的な情報
行動
淡水域の湖沼や湿地、河川、マングローブ林などに生息し、小群かつがいで行動する。 食性は植物食で、水草や植物の種子などを食べる。こうした食物を、水中に頭をつけて採る。 繁殖形態は卵生。樹洞に営巣する。1腹6-8個の卵を産み、抱卵日数は22-24日である。
分布
中国南部、南アジア(パキスタン、インド、バングラデシュ)、東南アジアで繁殖する。中国南部で繁殖した個体は、冬季インドネシアやオーストラリア等の南方に渡り越冬する。 日本では、沖縄県与那国島で1972年3月、沖縄県多良間島で2010年6月に観察されている。また、2010年5月には大阪府でも観察されており、この個体には、足環などの飼育されていた痕跡はなく、関西の動物園でも本種を飼育していた動物園はなかったことから、自然渡来した可能性が高いと考えられる。
ステータス
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))