コシャクシギ
( ダイシャクシギ属の一種) 学名 : Numenius minutus 属 : ダイシャクシギ属
コシャクシギ, ( ダイシャクシギ属の一種)
学名: Numenius minutus
属: ダイシャクシギ属
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説明
全長約30cm。嘴は下に曲がっていてやや短めである。頭は黒褐色で淡色の眉斑と頭央線がある。体の上面は黄褐色で腰から尾は淡褐色。腹部以外には、細かい黒斑がある。 雌雄同色である。
サイズ
23 - 41 cm
巣の配置
地面
食性
水生無脊椎動物捕食性
一般的な情報
行動
非繁殖期は水田等の農耕地や荒地、草原などに生息する。干潟で観察されることは稀である。本来は群れで行動するが、日本での記録では多くても数羽程度の渡来が多い。繁殖期はツンドラ地帯の草地などに生息する。 食性は主に動物食で、ハチ、アブ、バッタ等の昆虫類を好んで捕食する。植物の種子を食べることもある。 繁殖形態は卵生。繁殖時期は5-7月で、ツンドラ地帯の地表に営巣する。3-4卵を産み、雌のみが抱卵する。
分布
主にロシアのシベリア地方で繁殖し、冬はニューギニア、オーストラリアへの渡りをおこない越冬する。 日本では春と秋に数少ない旅鳥として渡来する。通常は数羽単位で観察されるが、まれに何十羽もの群れで観察されることがある。西日本(特に九州地方)での観察記録が多い。
ステータス
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト) 日本への渡来数は少ないが、これは日本が渡りのコースから外れていることが主要因で、世界的に見れば普通種の部類に入る。