ゴイサギ
( ゴイサギ属の一種) 学名 : Nycticorax nycticorax 属 : ゴイサギ属
ゴイサギ, ( ゴイサギ属の一種)
学名: Nycticorax nycticorax
属: ゴイサギ属
Photo By Andy Reago & Chrissy McClarren , used under CC-BY-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
サギの一種であるゴイサギは、その昔、本種を捕獲せよとの醍醐天皇の命に従い捕らえられたため、五の位が与えられたという平家物語内の話に因んで名付けられました。羽色や大きさが似ているという理由でペンギンと間違われることもあります。
サイズ
58 - 66 cm
巣の配置
木
一回に産む卵の数
3 - 5 卵
雛の数
24 - 26 days
巣立つまでの期間
29 - 34 days
食性
魚食性
一般的な情報
行動
河川、湖、池沼、湿原、水田、海岸などに生息する。単独もしくは小規模な群れを形成して生活する。夜行性で、英名(night=夜)の由来になっている。昼間は水面に張出した樹上などでひっそりと休む。 食性は動物食で、両生類、魚類、昆虫、クモ、甲殻類などを食べる。夜間水辺を徘徊しながら獲物を捕食する。 繁殖形態は卵生。サギ科の他種も含めた集団繁殖地(コロニー)を形成する。樹上に雄が巣材となる木の枝を運び、雌がそれを組み合わせた巣を作る。日本では4-8月に3-6個の卵を年に1-2回に分けて産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は21-22日。育雛は雌雄共同で行う。雛は孵化してから20-25日で巣を離れるようになり、40-50日で飛翔できるようになり独立する。生後1-2年で性成熟する。
分布
アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、日本、フィリピン、マダガスカル 日本では夏季に北海道に飛来(夏鳥)するか、本州以南に周年生息する(留鳥)。冬季に南下する個体もいる。