カオジロオタテガモ
( オタテガモ属の一種) 学名 : Oxyura leucocephala 属 : オタテガモ属
カオジロオタテガモ, ( オタテガモ属の一種)
学名: Oxyura leucocephala
属: オタテガモ属
説明
全長43-48センチメートル。翼長オス15.5-17.2センチメートル、メス15-16.7センチメートル。翼開張62-70センチメートル。体重オス0.7-0.9キログラム、メス0.6-0.8キログラム。 嘴は鼻部が隆起する。 オスは頭部の羽衣が白く、頭頂に黒い斑紋が入る。種小名leucocephalaは「白い頭」の意。全身の羽衣は黒褐色で、腹部中央の羽衣は灰白色。嘴の色彩は青い。眼先や後頭にかけての羽衣は暗褐色、頬の羽衣は白く暗褐色の筋模様が入る。嘴の色彩は灰色。
サイズ
48 cm
巣の配置
地面
食性
雑食性
一般的な情報
行動
水生植物が繁茂した淡水湖、アルカリ湖、塩湖などに生息する。 食性は雑食で、水面に浮かぶ植物、昆虫、軟体動物、環形動物、魚類などを食べる。 繁殖形態は卵生。頭部と尾を垂直に立てながら泳ぎ、求愛する。開けた水辺の近くにある茂みに巣を作り、オオバンなどの古巣を利用することもある。4-7月に4-9個の卵を産む。抱卵期間は3週間。
分布
アゼルバイジャン、アフガニスタン、アルジェリア、アルメニア、イスラエル、ウクライナ、ウズベキスタン、イラク、イラン、インド、カザフスタン、キプロス、ギリシャ、ジョージア、シリア、スペイン、タジキスタン、チュニジア、トルクメニスタン、トルコ、パキスタン、ブルガリア、モンゴル、ルーマニア 夏季にアフガニスタン、アルジェリア、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、スペイン、チュニジアで繁殖し、冬季になるとイスラエル、イラン北部、インド、エジプト、シリア、トルクメニスタン、パキスタンへ移動し越冬する。
ステータス
絶滅寸前。以前は脆弱であると考えられていました。