ギンザンマシコ
( ギンザンマシコ属の一種) 学名 : Pinicola enucleator 属 : ギンザンマシコ属
ギンザンマシコ, ( ギンザンマシコ属の一種)
学名: Pinicola enucleator
属: ギンザンマシコ属
Photo By Bill Bouton , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
全長20-22cm。腹部の羽毛は灰色。翼や尾羽の羽毛は黒褐色で、羽縁は淡色。 オスは全身が赤い羽毛で覆われる。メスは全身が黄褐色の羽毛で覆われる。
サイズ
20 - 26 cm
色
茶
黒
黃
赤
グレー
巣の配置
木
一回に産む卵の数
3 - 4 卵
雛の数
13 - 14 days
巣立つまでの期間
13 - 20 days
生息環境
マツグロは、ユーラシア北部と北アメリカの北方林で繁殖し、通常、繁殖地の近くにとどまるか、北方林の南側の範囲まで比較的短い距離を移動します。
食性
穀食性
一般的な情報
行動
高山帯や針葉樹林に生息する。冬季になると標高の低い場所へ移動し、小規模の群れを形成する。冬季には市街地の街路樹でも見られる。 食性は雑食で昆虫類、木の葉、果実(ナナカマド、ハイマツ、ハンノキ)等を食べる。地上でも樹上でも採食を行う。 ハイマツ等の樹上に枯枝を組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-6月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は13-14日。雛は孵化してから約14日で巣立つ。 比較的、人を恐れない。 地鳴きは「ピュル ピュル」など。さえずりは「ピュイーピュイーピュヨ ピュヨ ピュヨ」「ピュルピュルピュロルリリ」などのように聞こえる。
分布
アメリカ合衆国、カザフスタン、カナダ、スウェーデン、中華人民共和国北部、日本、ノルウェー、フィンランド、モンゴル、ラトビア、ロシア スカンジナビア半島北部からロシア極東地域に至るユーラシア大陸の亜寒帯と、アラスカ、カナダ北部、ロッキー山脈で繁殖し、一部の個体は冬季に南方へ渡る。 日本では、北海道の高山(大雪山系など)で少数が繁殖するほか、冬鳥として北海道の各地に渡来する。本州では冬季まれに観察される。