フィリピンワシ
( Pithecophagaの一種) 学名 : Pithecophaga jefferyi 属 : Pithecophaga
フィリピンワシ, ( Pithecophagaの一種)
学名: Pithecophaga jefferyi
属: Pithecophaga
Photo By Nigel Voaden
説明
全長86 - 102センチメートル。翼長57 - 61センチメートル。翼開長188cm。尾長42 - 45センチメートル。体重4.7 - 8キログラム。全長および翼の面積は現在生存しているワシの中で最大である。頭頂の羽毛が伸長(冠羽)する。下面は白い。尾羽は濃褐色。 嘴は大型で、色彩は黒い。 幼鳥は、背や翼の羽毛の外縁(羽縁)が白い。
サイズ
1.02 m
食性
肉食性
一般的な情報
行動
標高1,800メートル以下の斜面にあるフタバガキ類からなる一次林に生息するが、樹冠が発達した二次林でみられることもある。 ミンダナオ島では、主にフィリピンヒヨケザルを食べる。パームシベット属Paradoxurus、コウモリ類、サル類、鳥類、オオトカゲ類やヘビ類といった爬虫類なども食べる。 繁殖様式は卵生。ミンダナオ島では9 - 12月に営巣する。高木の樹上に直径150センチメートル以上の巣を作り、1個の卵を産む。産卵期は10-12月。抱卵期間は約60日。主にメスが抱卵する。雛は孵化してから23 - 24週間で巣立つが、親鳥は巣立ちしてから1年あるいは1年以上は雛の世話をする。
分布
フィリピン(サマール島、ミンダナオ島、ルソン島、レイテ島)
Photo By Nigel Voaden