
テンニョインコ
( Polytelisの一種) 学名 : Polytelis alexandrae 属 : Polytelis
テンニョインコ, ( Polytelisの一種)
学名: Polytelis alexandrae
属: Polytelis

説明

全長35-45cm。尾が長く全長の半分ほどを占める。 頸部や背は緑褐色、腰は尾羽の色彩は青みがかった灰緑色、腰は淡い青紫色の羽毛で被われる。喉はピンク色、腹部は青みがかった灰色の羽毛で被われる。下尾筒は黄緑色。外側尾羽の下部には黄色や赤、灰色の斑紋が入る。小雨覆および中雨覆は黄緑色で、初列中雨覆および小翼羽は青から紫色、風切りは灰緑色。 嘴の色彩はピンクがかったオレンジ色。 オスは頭部が水色の羽毛で被われる。メスはオスよりも頭部の水色および喉のピンク色が淡い。

サイズ
45 cm
巣の配置
木
食性
草食性


一般的な情報

行動
基底が砂の低木林や荒地、スピニフェックスなどの草原、ユーカリやカジュアリーナ、アカシアなどの疎林に生息する。単独、ペアもしくは15羽以下の小規模な群れを形成して生活する。樹上で静止する際には枝に対して平行に止まる。 食性は植物食で、主にイネ科の種子を食べるが、他の植物の種子も食べる。地表で採食を行う。 繁殖形態は卵生。周年繁殖すると考えられている。水辺の森林で樹洞内に木屑を敷いた巣を作り、1回に4-6個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は約21日。雛は孵化してから5-6週間で巣立つ。繁殖後は営巣場所から移動する。

分布
オーストラリア中部(西オーストラリア州西部、ノーザンテリトリー南部、南オーストラリア州北部)固有種
