オオクイナ
( Rallinaの一種) 学名 : Rallina eurizonoides 属 : Rallina
オオクイナ, ( Rallinaの一種)
学名: Rallina eurizonoides
属: Rallina
Photo By Ayuwat Jearwattanakanok
説明
全長21-26センチメートル。翼開張47.5センチメートル。和名はヒクイナより大型であることが由来。頭部や胸部の羽衣は赤褐色。後頸から体上面の羽衣は暗緑褐色や暗黄褐色。腹部から尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は白く、黒や灰黒色の横縞が入る。 虹彩は赤い。嘴は緑色で、先端は暗褐色。後肢は灰緑色。 幼鳥は羽衣が暗黄褐色。虹彩は褐色。 R. e. sepiaria オオクイナ 最大亜種。
サイズ
25 cm
巣の配置
地面
食性
雑食性
一般的な情報
行動
標高1,600メートル以下にある常緑広葉樹林や草原などに生息する。夜行性。 食性は雑食で、昆虫、貝類、植物の根、種子などを食べる。 繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成する。4-8月に地表や地表から1メートルの高さにある樹上に枯草を組み合わせた巣を作り、4-8個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は14日。
分布
R. e. amauroptera インド、スリランカ 冬季になるとスリランカへ南下し越冬する。 R. e. eurizonoides フィリピン R. e. formosana 台湾 R. e. minahasa インドネシア(スラウェシ島、スラ諸島) R. e. sepiaria オオクイナ 日本(八重山列島、沖縄島、宮古島) R. e. telmatophila インドネシア(ジャワ島、スマトラ島)、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー 冬季になるとジャワ島やスマトラ島へ南下し越冬する。