オニクイナ
( クイナ属の一種) 学名 : Rallus longirostris 属 : クイナ属
オニクイナ, ( クイナ属の一種)
学名: Rallus longirostris
属: クイナ属
説明
体長30.5-47cm。クイナ属の中では最大の種である。多くの亜種に分かれ、体長、羽色が異なる。基亜種は、体の上面は赤紫がかった褐色もしくは緑色がっかった褐色で、頭部は色が濃い。肩羽から雨覆にかけて褐色の縞模様が入る。のどは淡い褐色で、頸から胸にかけては茶褐色から淡い黄褐色、腹部は淡い茶褐色に白色の横縞が入る。虹彩は赤橙色か淡い黄色、嘴は褐色か黄色である。
サイズ
23 - 41 cm
巣の配置
地面
食性
雑食性
一般的な情報
行動
沿岸や、内陸の河川等の周囲の湿地に生息する。あまり飛翔せず、外敵にあった時は走って逃げる。 昆虫類、両生類、甲殻類や小型の爬虫類、魚類を捕食するほか、植物の種子や地下茎も食べる。 繁殖期は熱帯地方では夏期、その他の地域では3-6月である。水辺の藪や茂み中に営巣し、雄がほとんど造巣する。1腹6-14個の卵を産む。抱卵は雌雄で行い、抱卵期間は18-22日である。
分布
アメリカから、メキシコ、西インド諸島と、コロンビアからエクアドル西部、ブラジル東部までの南アメリカに分布する。