シベリアノビタキ
( ノビタキ属の一種) 学名 : Saxicola maurus 属 : ノビタキ属
シベリアノビタキ, ( ノビタキ属の一種)
学名: Saxicola maurus
属: ノビタキ属
Photo By Charles Lam , used under CC-BY-SA-2.0 /Cropped and compressed from original
説明
シベリアノビタキは春から夏にかけて日本に渡来する渡り鳥です。オスは繁殖期を迎えると、頭から体の上半分がタキシードを着ているように黒い羽で覆われます。ユーラシア大陸西部に生息するニシノビタキ(European stonechat)とは姉妹種であり、両者はおよそ150~250万年前に共通の祖先から分かれたと考えられています。
サイズ
14 cm
巣の配置
地面
食性
食虫性
一般的な情報
分布
繁殖範囲は、シベリア南部の緯度約71°Nから南部のヒマラヤと中国南西部まで、そして西部から東部トルコとカスピ海地域まで、温帯アジアのほとんどをカバーしています。また、ヨーロッパの極北東部、主にロシアで繁殖しますが、時折フィンランドほど西部でも繁殖します。渡り鳥の越冬範囲は、日本南部から南はタイとインド、西はアフリカ北東部です。移住時に、少数は西ヨーロッパまで、そして例外的に北米のアラスカまで極東まで到達します。