ヤマガラ
( コガラ属の一種) 学名 : Sittiparus varius 属 : コガラ属
ヤマガラ, ( コガラ属の一種)
学名: Sittiparus varius
属: コガラ属
説明
ヤマガラは市街地や森林に生息する留鳥です。日本全国に分布していますが、伊豆諸島や南西諸島には他の地域とは色彩が異なる個体が生息しています。1990年代以前までは、見世物として「おみくじ引き」や「お宮参り」などの芸をさせられていました。
サイズ
14 cm
巣の配置
空洞
食性
食虫性
一般的な情報
行動
標高1,500メートル以下にある常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に生息する。和名は山に生息する事に由来するが、山地から平地にかけて生息する。標高1,000m以上の場所に生息する個体は、冬季になると標高の低い場所へ移動する。同科他種と混群を形成する事もある。 食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べる。主に樹上で採食し夏季は主に動物質を、冬季は主に果実を食べる。堅い果実は後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べる。また樹皮などに果実を蓄える事(貯食)もある。 繁殖形態は卵生。樹洞にコケなどを組み合わせた内部に獣毛などを敷いた皿状の巣を作り、3-6月に3-8個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから18-20日で巣立つ。