メリケンキアシシギ
( クサシギ属の一種) 学名 : Tringa incana 属 : クサシギ属
メリケンキアシシギ, ( クサシギ属の一種)
学名: Tringa incana
属: クサシギ属
説明
全長約28cm。成鳥夏羽は体の上面が暗い灰褐色。体の下面は白く、胸から下尾筒まで灰褐色の縦斑が密に入る。嘴は黒く足は黄色。成鳥冬羽は、体の下面の縦斑がなくなり淡い灰褐色になる。 静止時には、翼端が尾の先より突出していることが多い。 雌雄同色である。
サイズ
28 cm (11 in)
巣の配置
地面
摂食習慣
昆虫、甲殻類、軟体動物を含む
生息環境
岩の海岸、小石のビーチ
食性
水生無脊椎動物捕食性
一般的な情報
行動
非繁殖期は、岩礁や磯に生息する。干潟や水田で見られることはあまりない。 カニやゴカイ、貝などのほか、昆虫も食べる。 繁殖環境は山岳地帯の川沿いで、地上に営巣する。 鳴き声は「ピリリリリ」「ピッピッピッ」。
分布
アラスカ南部で繁殖し、冬季はカルフォルニア、メキシコ西岸、南太平洋の島嶼、オーストラリア東岸に渡りをおこない越冬する。 日本では、旅鳥として少数の個体が主に春の渡りの時期に太平洋側の地域で観察される。小笠原諸島、伊豆諸島、関東の太平洋側の地域では定期的に飛来するが、それ以外の地域ではまれである。越冬記録もある。
ステータス
世界的に脅かされていません。